2011年02月15日
勝利の陰に医学有り

あの球史に残る79年夏の星稜(石川)との延長十八回の戦いを制した陰に、
ある人物の協力があったという話。
当時、箕島は試合の際には栄養補給のためクーラーボックスに
バナナやチョコレート、サンドイッチなどを用意していた。
まだ練習中に水を飲むことは“厳禁”とされていた時代に、
レモンとはちみつ、塩を入れたスペシャルドリンクも飲んでいた。
真夏の3時間50分の熱戦。
「最後は底をついてましたけど、あれのお陰です。
星稜の選手は腹が減ってたと思いますよ」と
尾藤監督が語っていたといいます。
アドバイスをしたのは地元の内科医・楠本博一さん。
和歌山大会のテレビ中継で箕島の投手が汗をかき過ぎるのを見た楠本さんが
試合後、グラウンドに来て「対策はしているのか?」と聞いたのがきっかけとか。
楠本さんから、さまざまな医学的アドバイスを受け、
選手の血液検査や科学的なトレーニングもいち早く導入したそうです。
「楠本先生の話は目からうろこどころか、目玉が落ちそうなくらい。
頭の中から改革してくれた。あのころ勝てたのは先生のおかげ」とも語っていたとか。
精神面でのコントロールや小技を利かせた戦術などが
よく語られる尾藤野球ですが、勝利の陰には、そんな出会いも有ったのですね。
Posted by 一球入魂 at
10:31
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