2011年06月13日

今週も尾藤魂

尾藤元監督にアドバイスを求めたら
「自分で考えろ」の一言。
そこで楠本医師に頼ったという石井投手は
当時のことをこんな風に語っています。

  お医者さんが、
  「人間の体っていうのはこうなっている」
  だから「早い球を投げるにはこう」
  「コントロールをつけるにはこう」。
  あの時はそういう医学的なアドバイスを
  毎日のように頂いていました。 

  僕の血液まで取って全部調べながらーー。
  その上で勝つために何をしたらよいか、
  お医者さんが医学的なところから
  アドバイスしてくれた。
  人間の目ってどうなっているかとか、
  人間の体ってどうなっているかとか。
  このバッターは体型的にはここが打てないとか。

  食事メニューに関しては、姉が栄養士を
  していたので全部組んでくれてーー。
  当時そこまでやっているとこというのは少なかった
  と思いますね。

そこから生まれたのが、先週の「尾藤魂」に記された
楠本医師のメニューだったのですね。

「ピッチャーのことは何にもわからない」
「監督が頼りないから皆、自分たちでいろいろなことをやってますよ」
が口癖だったという尾藤さん。
選手の自主性に任せたところから、成長も生まれたと
いえるでしょう。

それでも、やっぱり高校生。
準々決勝以降の18試合で14勝4敗、勝率.778と驚異的な数字を
残した尾藤・箕島にも、甲子園連覇はたやすくできるものでは
なかったわけです。
夏に向けての箕島の戦いはどんなドラマを生んだのでしょう。
今週も「尾藤魂」が楽しみですね。



Posted by 一球入魂 at 16:31│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。