2011年09月02日

求道編はじまる

いよいよ朝日新聞の連載「尾藤魂」第3部が
スタートしました。

取材途中で尾藤さんがなくなったため、
79年の春夏連覇以降のお話が聞けていないと
31日の記事にありましたが、改めて残念でもあり、
やはり早すぎたとの思いがこみ上げてきます。
記者の方も残念だったでしょうね。

とはいえ、尾藤さんゆかりの方々への取材からは
ご本人のお話とはまた違った一面が見えてくるのでは
楽しみでもあります。

2日の記事に描かれた星稜戦の後日談では、
私が拾ったエピソードにはこんな話もあります。

三塁手の加藤直樹さんは、試合の翌朝
金沢に帰るバスでは最後部に座り
「ファウルフライのことを話題にされたら、
 無理にでも照れ笑いをしなくちゃ」と
思っていたいいいます。
「腫れ物に触るように扱われ、
 お前のせいで負けたって言ってくれた方が
 よほど楽だった」
夏休み中も仲間の家を泊まり歩き、野球を忘れたかった
と後に語っていた加藤さん。

試合の翌朝、肩を落として一言もしゃべらない加藤さんに、
「この経験を乗り切って器の大きな人間になろうな」と
語りかけたという山下監督は、再会した94年のOB戦での
尾藤さんの一打に
「尾藤さんがわざとファーストフライを
 打ち上げてくれた」と
今でも信じているといいます。

さて、次はどんなエピソードが読めるのか
毎朝が楽しみになってきました。



Posted by 一球入魂 at 11:31│Comments(3)
この記事へのコメント
やはり朝は尾藤魂からスタートですね(^ー^)/

今回は尾藤さんに関わった人々が知るエピソードっていうことで
より尾藤さんの人柄がわかるような気がします。

楽しみ~♪
Posted by こやまっち at 2011年09月03日 10:25
待望の第三部が始まり^0^嬉しい限りです。 
また毎朝、尾藤さんや高校野球にまつわる心温まる話が楽しみです。
Posted by がきちゃん at 2011年09月03日 10:27
楽しみにしていた第三部が始まり嬉しいです
Posted by sa-ちゃん at 2011年09月03日 11:00
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