2011年02月17日

本日夕、和歌山駅で

本日夕、和歌山駅で



朝日新聞販売店の方から、今日の夕方に
写真のチラシがJR和歌山駅や南海和歌山市駅で
配布されるとの情報をいただきました。

朝日新聞にも折り込まれとのことですが、
同紙を購読されていない方にお知らせしたいと思います。
裏面には、OBの方などからの尾藤監督へのメッセージも
掲載されていますよ。


先週のテレビ和歌山の番組「@あっとテレわかータイムトラベルー」の
最後で桂枝曾丸さんが紹介していた、箕島高校が
甲子園に出場できなくなった時のエピソードをみつけました。
1998年の朝日新聞の「窓」というコラムに書かれていたものだそうです。


 高校野球界では全国に知られた和歌山県の箕島高校が、
 この夏の和歌山大会に出られなかった。
 2年生部員による1年生への暴力事件が起きたのだ。

 学校側が事件を知り、自主的に出場辞退を決めたのは、
 開会の2日前のことだった。3年生にとっては、寝耳に水の出来事。
 決定を聞いて、全員がグラウンドで泣き崩れた。
 2年生は申し訳なさそうに校庭の隅にうずくまったままだ。
 このとき、尾藤公・前監督が現れた。
 春夏連覇を含め、甲子園で4回の優勝を果たした名監督だ。
 引退して3年になるが、球児にとってはいまなお、
 神様のような存在である。

 前監督は本塁の横に立ち、マウンドにいた投手に、
 素手でノックをする構えを見せた。
 その動きに反応して、投手は見えないボールを捕るしぐさをした。
 一瞬、何かがつながった。
 それぞれの守備位置で泣き崩れながら土を集めていたほかの部員も、
 見えないボールを捕る動きに加わった。
 やがて、リーダー格の遊撃手がバットとボールを手に、
 「本物のノックをお願いします。」といった。
 あらためて全員ノックが始まった。
 20分ほど続いただろうか。
 終わると、全員が吹っ切れた顔をして、
 「ありがとうございました」とあいさつをした。

 前監督が「記念に写真を撮ろう」と声をかけた。
 3年生がグラウンドに並ぶ。
 だれともなく2年生に「お前らも一緒に入れ」と呼びかける。
 高校最後の夏に、目標としていた大会に出場できなくなった3年生と、
 その責任を感じる2年生が一緒にカメラにおさまった。
 「たった1回のノックでわだかまりが解けた。
  厳しい練習を共有した仲間だからこそわかりあえるのでしょう。
  この気持ちで試練を乗り越えて欲しい」

 「神様」はしみじみと話すのである。 

これを読んだとき、ちょっと言葉を無くしてしまいました。
TVでもいっていた「アニキ」のような存在であり、
選手たちへの思いやり。野球も、人も、愛した方だと
あらためて思います。



Posted by 一球入魂 at 10:19│Comments(2)
この記事へのコメント
感動した。まるでテレビドラマのような実話。高校野球はすばらしい。連載を楽しみしています。
Posted by ちょうじ at 2011年02月17日 19:05
尾藤魂 掲載スタートめちゃくちゃ楽しみにしてます。尾藤スマイルが懐かしいです。
Posted by すけきよ at 2011年02月19日 14:49
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